ロサンゼルス郡とロサンゼルス市のホームレス人口が2013年から15年までの2年間でどちらも12%増加していたことがロサンゼルス・ホームレス・サービス局(LAHSA)の最新の調査で明らかになった。 LAHSAが11日に発表した統計結果によると、今年1月までのLA郡のホームレス人口は4万4359人。13年は3万9461人だった。テントや車の中で生活している人は85%増えおよそ9500人。同郡の退役軍人のホームレス人口は6%減少の4363人。 LA市のホームレス人口は2万5686人だった。 同市ではこれまでにホームレス問題に約1億ドルの予算を費やしている。 エリック・ガーセッティーLA市長は1月に行われたLAHSAのミーティングに参加。「ホームレスを減らすため、同市でさらに対策を考えていかなければならない」と声明を発表していた。 ロサンゼルス地区では3月1日と5月5日に、スキッドロウ地区とベニスビーチ地区でロサンゼルス市警察(LAPD)警官によるホームレス射殺事件が発生したことが記憶に新しい。
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